本文(Contents)

第1章 序論

1.1 研究の背景

  1.1.1 韓国の住宅の商品化の進行と問題
  1.1.2 住宅市場における情報非対称性の問題
  1.1.3 住宅性能表示制度の導入と意味
  1.1.4 日本と韓国の住宅事情の比較

1.2 研究の目的と課題

1.3 研究の位置付け 

  1.3.1 韓国における住宅性能表示制度に関する研究
  1.3.2 日本における住宅性能表示制度に関する研究
  1.3.3 本研究の位置付け

1.4 研究の方法及び研究の対象

1.5 研究の構成

第2章 住宅性能表示制度の成立
2.1 はじめに
2.2 韓国の住宅の分譲制度
  2.2.1 先分譲制度の形成とアパートの普及
  2.2.2 住宅建設支援財源と住宅政策の機能
  2.2.3 需要者保護に向けた行政
2.3 韓国の住宅性能表示制度の導入と枠組み
  2.3.1 住宅性能表示制度の導入の要因
  2.3.2 制度の仕組みの特徴
2.4 日本と韓国の住宅性能表示制度の成立の比較
  2.4.1 制度導入の要因
  2.4.2 法的体系と仕組み
  2.4.3 性能項目及び評価基準
  2.4.4 制度の枠組みと住宅市場の補完
2.5 本章のまとめ

第3章 韓国の分譲集合住宅供給者の住宅性能表示制度に対する意識及び評価
3.1 はじめに
3.2 住宅性能表示制度に対する供給者の意識及び評価
  3.2.1 住宅事業において重視する要素
  3.2.2 全体的評価
  3.2.3 住宅性能項目及び評価基準の評価
3.3 韓国における住宅性能表示制度に関する論点と課題
  3.3.1 義務制
  3.3.2 表示項目と評価基準の適切性
  3.3.3 紛争発生の可能性
3.4 本章のまとめ

第4章 韓国の分譲集合住宅需要者の住宅選択と住宅性能に対する意識
4.1 はじめに
4.2 K物件の需要者の住宅選択の意識と住宅性能表示制度の浸透の実態
  4.2.1 K物件の特徴
  4.2.2 需要者の住宅需要に関する意識

  4.2.3 需要者の住情報及び住宅性能に関する意識

  4.2.4 需要者の住宅性能表示に関する意識
4.3 合理的な住宅選択と住宅性能表示制度の普及をめぐる論点
  4.3.1 需要者の合理的な住宅選択をめぐる問題
  4.3.2 住宅性能表示制度の普及をめぐる問題及び課題
4.4 本章のまとめ

第5章 韓国の不動産情報提供者の住宅性能表示制度に対する意識及び評価
5.1 はじめに
5.2 商品情報としてみた不動産情報提供体制
 5.2.1 不動産情報の形成
 5.2.2 韓国の不動産情報提供体制の特徴
5.3 韓国の不動産情報提供者の情報提供に関する意識及び評価
  5.3.1 分譲アパートの情報提供において重視する要素
  5.3.2 住宅性能表示制度に対する意識及び評価
  5.3.3 今後の情報提供体制の方向に関する意識
5.4 住宅性能表示制度の評価書情報の流通
  5.4.1 韓国において評価書情報の流通
  5.4.2 日本において評価書情報の流通
5.5 本章のまとめ

第6章 日本と韓国における住宅性能表示制度の受容の特性
6.1 はじめに
6.2 日・韓における住宅性能表示制度に関する供給者の意識及び評価
  6.2.1 住宅事業において重視する要素
  6.2.2 制度の利用及び全体的評価
  6.2.3 性能項目及び評価基準に対する評価
6.3 日・韓における住宅性能表示制度の受容特性と課題
  6.3.1 供給者の制度の受容特性
  6.3.2 制度をめぐる問題の解明と課題
6.4 本章のまとめ

第7章 結論
7.1 各章で得られた知見のまとめ
7.2 結論
7.3 今後の課題

DOI: 10.14989/doctor.k15036

URI: http://hdl.handle.net/2433/97969